倉田響香 主人公。県立浦ヶ丘第一高等学校の二年生。合唱部二年生代表で、三年生の引退後の時期部長に抜擢された。 平石遼平とは中学からの付き合い。宮永絵里とは親友関係。 正体不明の人間達や、謎の白い少女マギナの襲撃をきっかけに、己の中に宿る魔法のような力を自覚する事になる。 言葉で天変地異を操る事ができた魔女の遠い子孫で、響香自信も突然変異で力を受け継いでいる。 その力が原因で『白の法団』と呼ばれる組織に狙われてしまい、対抗勢力である『黒の究団』に保護を受ける。 真面目で熱心な性格で、合唱部の活動にも人一倍真剣に取り組んでいる。 自分の能力の存在を知った後は、まともに合唱できるのもこれで最後かもしれないという焦りから、絵里に心配されるほど練習に熱を入れすぎてしまう。
遼平石平 合唱部所属の二年生。響香とは中学生からの付き合いで、彼女に思いを寄せている。 マギナに響香が襲撃された際は、身を呈して響香が逃げる時間を稼ぐほどの献身ぶりを見せる。
宮永絵里 響香のクラスメイトで同じ合唱部に所属している。彼氏持ち。 勝ち気な性格だが、疲れた様子を見せる響香を細かく気にかけるなど、友達思いな面も持っている。 年相応に色恋沙汰に眼がなく、一緒に帰っている響香と遼平を見て二人が付き合っているのだと勘違いした。
白鳥彰 警視庁機密管理局を名乗って響香に接触してきた白スーツの青年。 その正体は響香の持つ力を狙う『白の法団』の一員。『黒の究団』の黒野正とは敵対している。 部下の人間や、マギナを使って響香を襲撃させた。 マギナの能力で響香を車に轢かせようとしたり、頭上に鉄骨を降らせるなど、響香の力を狙っているわりには明らかに命を奪おうとしている行動を取る。 黒野との関係は悪く、響香を連れて逃げる彼を追い詰めたさいには、持っていた拳銃の引き金を容赦なく引こうとした。 一連の響香への襲撃は、全て権力で握りつぶしているらしい。
マギナ 響香と遼平を襲った白い上着の少女。 発した言葉で、物体を動かす力を持っている。
黒野正 ひょろりとした体格に黒い額縁眼鏡をかけた、二十代後半の青年。 『黒の究団』の一員。始めは響香に対して警告だけするつもりだったが、白鳥の危険な行動を見かねて全面的に保護する事になった。 脅すような手口で響香に近づいてきたが、実際は響香や遼平を守るために動いている優しい人物である。 妹の黒野薫を、白の法団と黒の究団の争いで寝たきりにさせられた一件が原因で、現在は黒の法団から離れて独自に活動している。 薫と同じ力を持っている響香に妹の面影を重ねている部分が有る。
黒野薫 黒野正の妹。 かつては高校の吹奏楽部に所属し、時期部長とまで言われていた。 響香と同じく魔女の遠い子孫であり、17歳の誕生日の少し前に魔女が持っていた言葉の力が目覚めてしまう。 言葉の力を研究しようと試みる羽川圭によって、兄の了承の元、黒の究団で様々な検証実験を受ける事になる。 そして誕生日当日、薫の力は覚醒する。言葉の力安定し、想って言ったことが全て起こるようになってしまったのだ。 最終的に黒の究団と白の法団の両組織から追われることになった薫は、追い詰められた先で兄と共に崖から落下してしまう。 一命はとりとめたものの、怪我と力の使いすぎによる消耗によって薫は意識不明の身となった。
羽川圭 プロの合唱団に所属している好青年。 響香が合唱部の合宿で泊まったホテルに偶然滞在していた。 プロではあるが本職である研究者との兼業であるため、そこまでの実力じゃないと自身を評している。 正体は響香の力を狙って近づいた『黒の究団』の一員。組織内ではそれなりに高い地位にいるらしい。 目的のためなら手段は選ばない危険な思想を持っている。
武中黒野の部下。体格が良い。芸術分野に疎そうに見えるが、合唱部の合唱を聴き、響香の歌声を聞き分けて褒めるなど意外な一面も持つ。
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