吸血探偵朝霧陽子 のバックアップ(No.2)


 
 どうせすぐに推理しなくなる
 
 
 タイトル:吸血探偵朝霧陽子
 作者:泉樹
 ジャンル:ミステリー
 執筆状況:連載中
 URL:https://kakuyomu.jp/works/4852201425154880264

 タグ:探偵 学園 男性向け

あらすじ Edit

 「あなたのことが好きです」
 自他共に認める日陰者の柊幸多郎はある日突然告白される。
 文武両道眉目秀麗、自分とは正反対とも言える武島綾香に想いを告げられた幸多郎は、すぐには答えを返せず返事を先延ばしにしてしまう。
 しかしその日の晩に武島綾香が自殺してしまった事で、幸多郎は彼女の自殺の原因が告白の返事をしなかった事にあるのではと思い悩む。
 悩みを誰にも打ち明けられぬまま悶々と日々を過ごす中、幸多郎はアルツハイマーで入院中の祖母から夜間学校の探偵の話を聞く。
 誘われるように訪れた夜間学校の図書室で、幸多郎は"探偵"朝霧陽子と出会い、武島綾香の自殺に隠された謎に迫っていく――。

登場人物 Edit

柊幸多郎
 主人公。中学二年生。成績危機的体育全く容姿お察しの三重苦を抱えたクラスの日陰者。
 自分に告白をした武島綾香がその日の晩に自殺した事件をきっかけに、夜間の学校で探偵をしている吸血鬼の朝霧陽子と出会う。
 総合的に平均並かもしくはそれ以下のスペックだが、それ故に武島綾香によって"舞台の主役"に選ばれてしまう。
 女性に対する免疫はあまりない。友達もほぼ皆無で、授業中にうっかり居眠りをした時は放課後の掃除の時間まで誰も起こしてくれなかったほど。
 血液型はA型のRHマイナス。

朝霧陽子
 探偵で吸血鬼の少女。幸多郎が通う中学校の夜間部の図書室で探偵をしている。
 幸多郎の祖母の言によると「中学夜間部の図書室の探偵がどんな悩みでも解決してくれる」とのこと。
 本人は探偵は真似事で、興味の湧いた依頼を破格の報酬で解決しているだけだと言っている。ちなみに幸多郎は報酬として自身の血液を要求された。
 血を口にしただけで相手の血液型がRH含め判る。血糖値、中性脂肪、各種コレステロール、蛋白に異常があるかまで判るらしい。
 犬以上の嗅覚を持っており、匂いを嗅いだだけで幸多郎が柊文子の孫だと見抜いた。
 吸血鬼らしく日光は苦手なようで、昼間に外に出たさいは完全防備の姿で幸多郎の前に姿を現した。
 一般的な人間とは異なる論理感道徳観を持っているらしく、幸多郎が引くようなエログロの話を嬉々として口にしていた。
 年齢の事について触れるのはタブーなもよう。

武島綾香
 文武両道眉目秀麗の少女。幸多郎のクラスメイトでクラスの中心人物だった。
 学校で幸多郎に告白したその日の晩に、飛び降り自殺をして自ら命を絶つ。
 遺書には「人生に希望が持てなくなった」とだけ書かれていた。
 彼女の不可解な死を発端に、幸多郎は陽子と出会うこととなる。

前川夏美
 幸多郎のクラスメイト。
 特徴を上げるのが難しいのが特徴と、幸多郎に言われてしまうほどに特筆すべき点がない少女。
 休み時間はいつも本を読んでいるが、かといって人との関わりを拒絶しているわけでもない。
 人に話しかけられても、幸多郎と違ってそつなく返答出来ているらしい。
 武島綾香が残した"本当の遺書"に名前が記されていた。

柊文子 
 幸多郎の祖母。アルツハイマーを患い入院中。
 武島綾香の死について密かに悩む幸多郎に、中学校夜間部の探偵の話を教えた。
 若い頃に陽子に悩みを解決してもらった事があるような事を言っていた。
 手が早いほうで、幸多郎は昔からよく叩かれていたらしい。
 幸多郎に陽子の話を聞かせた翌日に息を引き取っている。

用語 Edit

コメント Edit


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